これはおもしろそう😆
「不思議の国のアリス」一度は聞いたことがあるでしょう。今なお人気のこの作品が美術展として登場します!
不思議の国のアリスとは?
アリスの始まりはイギリスの数学者であるチャールズ・ラトウィッジ・ドッドソンがルイス・キャロルの筆名で書いた児童小説です。刊行されたのが1865年でした。
幼い少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、しゃべる動物や動くトランプなどさまざまなキャラクターたちと出会いながらその世界を冒険するというストーリー。
キャロルが知人の少女アリス・リデルのために即興でつくって聞かせた物語がもとになっており、キャロルはこの物語を手書きの本にして彼女にプレゼントする傍ら、知人たちの好評に後押しされて出版に踏み切ったそうです。
1871年には続編として「鏡の国のアリス」が発表されています。
不思議の国のアリス展
概要
『不思議の国のアリス』は、初めて出版されてからすでに150年以上の月日が流れてもなお絶えることなく読み継がれている物語です。すでに170を超える言語に翻訳され、発行部数は1億部とも言われる世界的ベストセラーになっています。
本展は、この物語の誕生から今に至るまで、常に「アイドル」的な存在であり続けるアリスを展観することで、 この物語がなぜこんなにも人々を惹きつけてやまないのか、という疑問を共に探り出そうとするものです。
アリスの物語は、英国の児童文学を教訓主義の呪縛からはじめて解き放った児童書として、文学史上確固とした地位を築いていますが、児童文学作品としては、それこそ例外と言って良いほど、多種多様な批評研究の対象とされてきました。そして同時に、画家、イラストレーターをはじめ、さまざまなジャンルの芸術家の創作意欲をも刺激し続けています。
さあ、それでは『不思議の国のアリス』の「不思議な魅力」をご一緒に探しにゆきましょう。
見どころ
1章 始まりの話 ― アリス誕生
ここでは、アリスが誕生した時代の絵が楽しめるようです。
アリスが発表される際、キャロルが挿絵を頼んだのが当時の人気画家ジョン・テニエルでした。
会場では、アリスのモデルとなったアリス・リデルの肖像画(複製)や、キャロルが描いた「アリスのスケッチ」(現在神戸会場のみ)などを見ることができます。
この写真は、キャロルが撮影したアリス・リデルです。
きゃろるいんわんだぁらんどには知る人ぞニヤリとできる史実を大分散りばめていて。
例えば下記歌詞『写真を撮りましょう〜色んな服を着て〜ボロはいかがでしょう〜とってもセクシーね〜』
キャロルが実際に撮影したボロを纏わせたアリス・リデル pic.twitter.com/zza72IbqzR
— じょるじん【暗黒童話Pだった】 (@joruzinhina) 2019年1月22日
2章 アリスの物語 ― 不思議の国への招待
「不思議の国のアリス」は 12章からなる物語で42枚の挿絵を含んでいます(42という数はルイス・キャロルが好んで使う数)。その後に書かれた「鏡の国のアリス」も同じく12章からなっています。
2章ではこの「不思議の国」と「鏡の国」2つの物語が、現在活躍中の世界的に有名な7名のアーティストによって、色鮮やかに語られていくそうです。
現在発表されている作品です。
- チャールズ・サントーレ:『不思議の国のアリス』第5章より ≪イモ虫からの忠告≫
- ヘレン・オクセンバリー:『不思議の国のアリス』第7章より ≪へんなお茶会≫
- ロバート・インペン:『不思議の国のアリス』第12章より ≪夢から覚めるアリス≫
- ラルフ・ステッドマン:『鏡の国のアリス』第1章より ≪次の瞬間、アリスは鏡を通り抜けていました≫
- ジョン・ヴァーノン・ロード:『鏡の国のアリス』第6章より ≪ハンプティ・ダンプティ≫
- バリー・モーザー:『鏡の国のアリス』第7章より ≪白の王様≫
- アンヘル・ドミンゲス:『鏡の国のアリス』第12章より ≪わたしを起こしてしまったのね、もう!なんともすてきな夢だったのに!≫
3章 アートの国 ― 世界が愛する永遠のアリス
3章では、多種多様な「アリス」を一堂に集め、この物語の不思議な魅力に迫っていきます。
現在発表されている作品を一部ご紹介します。
- アーサー・ラッカム:《ニセウミガメ》
- エリック・カール:《チェシャネコいもむし》
- 清水真理:《アリス》
- 草間彌生:《こんにちは》(神戸・松本会場のみ展示)
日程・場所・アクセス
日程:2019年3月16日(土)~5月26日(日)
※月曜日・5月7日は休館。(ただし、4月29日、5月6日は開館)
時間:午前10時~午後5時(最終入場は、閉場の30分前まで)
場所:兵庫県立美術館 ギャラリー棟 3F(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 1丁目1番1号)
アクセス:JR神戸線 灘駅より徒歩10分、阪神電鉄本線 岩屋駅(兵庫県立美術館前)より徒歩8分、阪急神戸線 王子公園駅より徒歩20分
他のアクセスについて→http://www.artm.pref.hyogo.jp/access_m/#a3
車で来場される方は、兵庫県立美術館地下に駐車場があります。そこをご利用される場合は、1階インフォメーションで施設利用割引サービスを受けるようにしてください。その他駐車場情報はこちら→http://www.artm.pref.hyogo.jp/access_m/map_p.html
神戸のあとは、松本、横浜、福岡、静岡、名古屋での開催を予定しています。
料金
特別先行前売券(スペシャルコラボ)
こちらはHARD ROCK CAFE ピンズ付き前売券になります。
- 販売期間:2018年12月15日(土)~2019年3月15日(金)
- 一般3,200円 / 高校・大学生2,800円 / 小・中学生2,400円(税込)
- 販売:ローソンチケットでのみ販売(Lコード 53878)
※小学生未満は入場無料の為、特別先行前売券のチケット販売はなし。
オリジナルチケットクリアファイル付きチケット
人気のクリエーター「ヨッシースタンプ」と「不思議の国のアリス展」が特別コラボしたオリジナルデザインのチケットクリアファイル付きチケットです。
- 販売期間:2019年2月4日(月)~5月26日(日)
- 一般1,700円 (当日:1,900円) / 高校・大学生1,300円 (当日:1,500円) / 小・中学生900円 (当日:1,100円)(税込)
- 販売:ローソンチケットでのみ販売(Lコード 53878)
- ※小学生未満は入場無料の為、グッズ付きチケットの販売はなし
- ※各種割引の適用なし
『ヨッシースタンプ』と『不思議の国のアリス展』のコラボチケットクリアファイル付きチケットが発売中です。
詳しくは下記リンクをご覧ください♪https://t.co/PD4re2ymUvぬこさまカエル従僕、マッドハッターうさぎさん、ひよこハンプティ・ダンプティくまさん
それぞれ描き下ろしです^o^ pic.twitter.com/KWJugB98qn— ヨッシースタンプ® (@yosistamp) 2019年2月4日
前売券(20名以上の団体料金)
- 販売期間:2019年1月19日(土)~3月15日(金)
- 一般1,200円 / 高校・大学生800円 / 小・中学生400円(税込)
- 販売:ローソンチケット(Lコード53878) / チケットぴあ(Pコード992-018) / セブンチケット / イープラス / CNプレイガイド / 阪神プレイガイド / チケットポート他 にて販売
- ※小学生未満無料
- ※障がい者手帳をお持ちの方は、本人と介添えの方1名まで当日料金の半額。他の割引とは併用できません。
当日券
- 販売期間:2019年3月16日(土)~5月26日(日)
- 一般 1,400円 / 高校・大学生 1,000円 / 小・中学生 600円(税込)
- 販売:ローソンチケット(Lコード53878) / チケットぴあ(Pコード992-018) / セブンチケット / イープラス / CNプレイガイド / 阪神プレイガイド / チケットポート他 にて販売
- ※小学生未満無料
- ※障がい者手帳をお持ちの方は、本人と介添えの方1名まで当日料金の半額。他の割引とは併用できません。
スペシャルコラボ
不思議の国からの脱出
\「不思議の国からの脱出」解禁♡/
ついに「不思議の国のアリス展」とコラボレーションしたリアル脱出ゲーム「不思議の国からの脱出」詳細公開✨
特別な謎解きキットを持ち、まるでアリスのように消えたシロウサギを追いかけた先に待つのは…?!詳細👉https://t.co/e6aFgB9NAI#アリス展脱出 pic.twitter.com/7PFzro1OpU
— リアル脱出ゲーム (@realdgame) 2019年2月20日
全世界で400万人以上を動員する「リアル脱出ゲーム」とのコラボレーションイベントが実現!
特別な謎解きキットを持ち、アリスのように消えたシロウサギを追いかけ、あなたが飛び込んだ先は薄暗い書斎。次々と
現れる不思議な暗号、そして入れないほどの小さなドア。
あなたは謎を解き明かし、この「不思議の国」から脱出することができるだろうか?
参加方法は以下の通りです。
- 会場に行き、入場券を購入する
- 会場内のキット販売場所で「謎解きキット」を購入する(1,500円)
- キット内の冊子を開き、最初の謎を解く!
- 展示を見ながら会場内を探索する
- 最後の謎の答えを導き出せば見事脱出成功!
- 制限時間なし
QuizKnock
東大生クイズ王・伊沢拓司さんを中心とした、東大発の知識集団QuizKnockともコラボします。
「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルと”アリス”をめぐる特別本を作るそうです。うんちくやクイズが盛りだくさんの会場限定オフィシャル・ブックとなる様子。これは楽しみ!
また、音声ガイド「クイズ・バトル」編も担当するとのことです。
【さらに!お知らせ】
また、『不思議の国のアリス展』の音声ガイド「クイズ・バトル」編も担当させていただきます!!!QuizKnockメンバーが、アリス展をクイズとともにご案内する特別企画です!!ぜひ会場でご利用ください🐇⌚️🐱https://t.co/WErmZtenZh pic.twitter.com/eYDqiHHBDE
— QuizKnock/クイズノック (@QuizKnock) 2019年2月6日
水曜日のアリス
アリスの世界をテーマにしたお菓子やアクセサリーを販売している雑貨屋さん「水曜日のアリス」ともコラボします!会場でしか買えない限定品もあるかも?
スペシャルコラボ
3月16日から神戸(兵庫県立美術館)でスタート!
作品だけでなく、スペシャルコラボもあり見どころ満載!!
謎解きもやりたい!
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