ちちんぷいぷいに面白いニュースが取り上げられていました😃
絵記号って聞いたことありますか?
ピクトグラムとも呼ばれるそうなのですが、温泉マーク♨などがそれに該当します。
今回は、絵記号についてご紹介します。
大学生が新しい絵記号を作った!?
番組内で紹介されていたのは、大阪成蹊大学芸術学部の学生さんたちでした。
彼女たちは、全20種類の絵記号を作り、「ペタっとステッカー」という、その名の通り、ペタっと貼れるステッカーを作ったのです。
このように物資配布場所や情報コーナー、妊産婦であることが絵でわかるように表現されています。さらに、日本語、英語、中国語、韓国語でも意味が表記されています。
これを受け、大阪市東淀川区は防災訓練での活用を決定しています。
絵記号とは?
そもそも絵記号とは何なのでしょうか?
初めて使われたのは、1964年の東京オリンピックで競技案内をするときだったそうです。
何かを示す時に、文字や記号を使うことがあると思いますが、外国の方や言語に障がいのある方、子どもなどにはわからないことがあります。そんなときに、絵を使ってわかりやすく内容を伝えるのが絵記号(ピクトグラム)です。
このマークだと「車椅子(用駐車場)」であることがすぐにわかりますね😊
なぜ新しいものを作ったのか?
すでに絵記号は様々なものが作られています。JISが作ったものもあるぐらいです。
なぜ大学生たちは新しいものを作ったのでしょうか?彼女たちがまず目指したのは、「誰もが安心できる避難所づくり」でした。2018年の大阪北部地震や豪雨の被害を受け、防災について意識するようになったそうです。そこで、避難所で暮らす方々のことを考えると、みんながわかるものが必要だろうということで、製作にとりかかったそうです。
また、日本人のこともそうなのですが、英語などでの表記もあるように、外国の方々のことも考えられています。現在日本は外国人観光客が多く来ます。しかし、彼らにとって日本の絵記号はわかりにくいのです。
例えばこれ↓
しかし、外国の方々にとっては、「温かい食べ物があります」などといった、全く違う捉え方をしてしまうことがあるのです。
ご飯を食べようと思って入ったら、お風呂だった…なんてイヤですよね😅
このような理由から、彼女たちは新しい絵記号を作り、見事区の防災訓練に活用されることになったのです。
なぜ新しいものを作ったのか?
現在は東淀川区での使用が決まっているだけで、ステッカーの販売などの予定はないようです。
しかし、有用なものだと認知されるようになれば、日本全国に広がっていくかもしれません。
まとめ
作ったのは大阪成蹊大学の学生さん!
防災意識をもち、誰もが安心できる避難所づくりを目指した!
これから広がることを期待したい!
それではまた次回!
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