スマホゲーム=若者という形を覆すニュースです🤩
1983年に任天堂からファミリーコンピュータ(ファミコン)が発売されてから35年以上が経ちます。
その間もゲームは進化し続け、今やスマートフォンでゲームをプレイするのが当たり前になっています。
そんなスマホゲームですが、高齢者の間でブームになっています。
ポケモンGOが高齢者利用増加で再ブーム
ポケモンGO(Pokémon GO)はナイアンティックと株式会社ポケモンによって共同開発されました。位置情報を取得して遊ぶタイプのスマートフォン向けゲームアプリです。iOSとAndroidのどちらでもプレイできます。
日本では2016年7月22日にリリースされ、大人気となりました。
さらにポケモンGOは5つのギネス記録も持っています。
- モバイルゲームの中では最初の1カ月で最も売り上げを集めた
- モバイルゲームの中では最初の1カ月で最もダウンロードされた
- 世界のモバイルゲームダウンロードチャートの中では最初の1カ月で最も多く同時にトップを獲得
- 世界のモバイルゲーム売上チャートの中では最初の1カ月で最も多く同時にトップを獲得
- モバイルゲームの中では売上高1億ドルに最も早く到達した
そんなポケモンGOですが、流行り廃りは早いもので、若者でプレイする人は減少しています。しかし、高齢者の間では人気なのです。
高齢者の利用が増加したため、再ブームといえる状態になっています。
なぜ高齢者利用が増加したのか?
リリース当初のアクティブユーザーは約1100万人いましたが、2017年6月時点で約442万人にまで減少しました。この時点で少しずつユーザーの高齢化が始まっていました。
そして現在、高齢者利用が急増しています。その理由は追加機能にあります。
いつでも冒険モード
2018年11月6日に追加された「いつでも冒険モード」はスマホ端末の歩数計機能とポケモンGOを連携させることができます。
このモードを使用していると、ポケモンGOを起動していなくても歩数をカウントしてくれ、ポケモンが産まれるタマゴを孵すこともできるようになります。消費カロリーも出ます。
ポケモンGOって歩数と消費カロリー出るんだね!!
これって今日の分だよね? pic.twitter.com/kQbdSIUkej— まろん@自分磨き垢 (@DIET_2020_46) 2019年3月7日
ながらスマホ防止にも一役買うのがこの追加機能ですが、高齢者の関心事といえば、やはり健康です。
最も身近な運動は散歩やウォーキングなど、歩くことです。さらに歩数や歩いた距離など数値化されたものが残ればモチベーションは上がります。さらに指定される1週間のノルマを達成することで報酬を得られるボーナス要素も追加されているので、よりモチベーションがアップする仕組みになっています。
高齢者の健康意識にポケモンGOの追加機能がうまくマッチングしたと言えます。
日本運動疫学会の関係者によると、ポケモンGOをプレイすると、1日の歩数が1473歩増えるとのことです。
ゲームをしながら健康増進にも役立つなら一石二鳥ですね!
その他の理由
①操作・ゲームルールが単純
ポケモンGOの基本操作はタップとスワイプです。
また、ポケモンを捕まえたり、バトルをするのも単純で、タイプの相性などもわかりやすいため、高齢者でも簡単にプレイできます。
②つながり・交流の増加
ポケモンGOをプレイすることで他の高齢者と仲良くなれたり、お孫さんとの共通の話題も生まれます。
また、いつでも冒険モードだけでなく、ポケモンの交換もできるようになったので、より交流を増やせるようになりました。
まとめ
高齢者利用増加でポケモンGOが再ブームとなっている
追加機能でゲームを起動していなくても歩数をカウントできるようになったことが高齢者の健康意識とうまくマッチングした
ゲーム自体も高齢者がプレイしやすい
健康増進できるアプリが流行るのかな~🤔
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