うれしい!すごい!ニュースが来ました!!
テニスの大坂なおみ選手が、出場していた全豪オープンで決勝まで勝ち上がり、
世界ランクが2位以内になることが決まったのです!
今回は、大坂なおみ選手やランキングのことなどをご紹介していきます!
大坂なおみ選手とは?
プロフィール
大坂なおみ選手は、1997年10月16日生まれの21歳です。
ハイチ系アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフですが、選手登録は日本でしています。
生まれは大阪です。※名字は「大阪」ではなく「大坂」です!
身長180cm、体重69kgと長身です。実は錦織圭選手(178cm)より身長が高いのです。
プレースタイル
強力なストロークが武器なアグレッシブ・ベースライナーと言えるでしょう。パワータイプの選手です。フォアハンド、バックハンドともに強力です。
その身長から繰り出されるサーブは強烈で、200km/hを超えたこともあります(全米オープンで201.2km/hを記録しています。最速サービス記録歴代12位!)。ただ速いだけでなく、スピンサーブなどの緩急も付けれますので、器用な選手とも言えます。
戦績
ITF女子サーキットへの出場は、2011年のモンテゴ・ベイ大会がデビュー戦となります。
その後2013年9月にプロ転向しました。
グランドスラム(4大大会)初出場となったのは、全豪オープン予選を突破した2016年です。この時は3回戦で敗退しましたが、グランドスラム初出場で3回戦に進出した日本人選手は52年ぶりという快挙でした。
めきめきと力をつけていった大坂なおみ選手は、ついに、2018年の全米オープンでグランドスラム初優勝を果たします。セリーナ・ウィリアムズ選手との戦いや、勝利後のスピーチなど、記憶に残る試合でした。4大大会で決勝進出だけでも日本人女子史上初だったのですが、優勝までしてしまった大坂なおみ選手は、本当に素晴らしい選手です。
ちなみに、WTAツアー初優勝は、全米オープン前に果たしています。
ツアーや大会の仕組み
グランドスラムやらWTAツアーやら、聞き慣れない言葉が出てきていますので、ここで説明しておきます。
ツアーや大会って?
テニスの世界ランクを決めるのはポイント数です。試合に勝って、ポイントを多く持っていれば順位が高くなります。そのポイントを獲得するための試合がグランドスラムやツアーです。
簡単な図を用意しましたのでご参照ください!
男子(ATP:Association of Tennis Professionalsが管理)
女子(WTA:Woman’s Tennis Associationが管理)
ポイントが高いと各試合でシード権をもらえますが、始めのうちは予選に参加して勝ち上がることで、本選に参加していきます。
ポイントの仕組み
試合に勝つと、ポイントがもらえます。予選通過やベスト128などでもポイントがもらえるのですが、ここでは優勝と準優勝の場合のポイントをご紹介します。
ATPの場合
- グランドスラム:優勝2,000ポイント、準優勝1,200ポイント
- マスターズ1000:優勝1,000ポイント、準優勝600ポイント
- ツアー500:優勝500ポイント、準優勝350ポイント
- ツアー250:優勝250ポイント、準優勝150ポイント
- チャレンジャー:優勝125~80ポイント、準優勝75~48ポイント
- フューチャーズ:優勝35~18ポイント、準優勝20~10ポイント
※チャレンジャーとフューチャーズは賞金によってポイントが変動
WTAの場合
- グランドスラム:優勝2,000ポイント、準優勝1,300ポイント
- プレミアマンダトリー:優勝1,000ポイント、準優勝650ポイント
- プレミア5:優勝900ポイント、準優勝585ポイント
- プレミア:優勝470ポイント、準優勝305ポイント
- インターナショナル:優勝280ポイント、準優勝180ポイント
- サーキット:優勝150~12ポイント、準優勝90~7ポイント
※サーキットは賞金によってポイントが変動
現在の大坂なおみ選手のランキングとポイントは?これからどうなる?
現在
1月14日現在、大坂なおみ選手の世界ランクは4位、5,270ポイントとなっています。
世界ランク1位のシモナ・ハレプ選手が6,642ポイント、2位のアンジェリック・ケルバー選手が5,505ポイント、3位のカロライン・ウォズニアッキ選手が5,436ポイントとなっています。
すでに1~3位の選手は全豪オープンでは敗退しています。
ランキングのポイントの適用は1年以内の大会で獲得したものになります。
1位のシモナ・ハレプ選手は2018年の全豪で準優勝していますが、その1,300ポイントは減算されることになります。つまり、6,642-1,300=5,342ポイントとなり、今回ベスト16なので、240ポイントが加算され、5,582ポイントとなっています。
これから
ここで、大坂選手のポイントを考えると、最低でも準優勝なので、1,300ポイントが加算されて6,570ポイントとなります。なので、この時点で大坂選手が2位以内確定なのです!
決勝の相手であるペトラ・クビトバ選手は世界ランク6位で、5,000ポイントです。
クビトバ選手が優勝すると7,000ポイントになり、大坂選手は2位になります。
日本人初の世界ランク1位になるには、日本人初の全豪オープン優勝を果たすしかないのです!
初尽くしの全豪決勝!ワクワクが止まりません!!😆
とにかく応援だ~👊
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