トレーニングの原理・原則第3回です😊
今回は、トレーニングの三大原理の2つ目をご紹介します。
原理の名前は、可逆性の原理です。
ちょっと難しそうな名前ですが、心配ご無用です!
可逆性とは?
まず、言葉の意味から解説しておきます。
可逆性とは、逆に戻ることが可能な性質のことです。
変化の方向が一方通行ではなく、行き来ができるのです。
例えば、水を冷凍庫に入れておくと氷になります。
その氷を冷凍庫から出し、部屋の中に置いておくとまた水に戻ります。
このとき、変化前の水に戻った氷は可逆性を持つと言えます。
一方、時間など、元に戻らないものは非可逆性です。
若返りたい!と思ってもできないですよね?
もしかしたらできるようになるのかもしれませんが…😅
可逆性の原理とは?
言葉の意味も踏まえて、原理の紹介をします。
筋肉で考えた方がわかりやすいので、筋肉で説明します。
トレーニングを行っていると、筋肉は強くなっていきます。
このトレーニングを継続している間は、筋肉の強さは維持されます。
しかし、トレーニングをやめてしまうと、筋肉は元に戻ってしまうのです。
これが可逆性の原理です。
一般的にトレーニング期間が長いと、元に戻る時間も長くなり、
トレーニング期間が短いと、元に戻るのも早くなると言われています。
まさに
「継続は力なり」
が身に染みる原理です。
トレーニングをした筋肉としなかった筋肉
可逆性の原理について、簡単な例をあげておきます。
現在の筋力を100%と考えて、その状態を「通常筋肉」とします。
筋力upを目指し、トレーニングを行いました!
すると、筋肉は強くなり、「強筋肉」に進化しました!筋力は150%にup!
しかし、トレーニングに飽きてしまい、
だらだらとした生活を送るようになってしまいました…
すると、強筋肉はパワーダウンし、通常筋肉に戻ってしまったのです😱
それでもだらだら生活を送り続けていると、
通常筋肉は、なんと「弱筋肉」へと変化してしまいました。
筋力は50%にダウンしました。
これではいけないと考え、再びトレーニングを再開!
徐々に筋力は強くなり、通常筋肉、強筋肉へと再び変化していったのです。
このとき、弱くなる方向のスピードは速いです。
しかし、強くなろうと思うと、時間がかかります。
やはり、継続が大事なのです!
トレーニングをした筋肉としなかった筋肉
継続はもちろん重要なのですが、無理な負荷で続けていると、オーバーワークになり、怪我をしてしまいます。
適度な休息は筋肉を成長させること(超回復)にもつながるため、意識的に休息をとりましょう。
一般的に超回復は48~72時間と言われていますが、休息の時間(日数)は、トレーニングの内容やトレーニングに慣れているかどうかでも決まってきます。筋トレをして、どれぐらいの時間休息すれば筋力UPにつながっているのかを自身で研究することで、最適な休息時間がわかるようになります。
まとめ
可逆性の原理とは、トレーニングによって向上した身体機能は、トレーニングを継続しないと元の状態に戻ってしまうこと
継続は力なり!
でも休息も大事!
次は特異性の原理について説明します💡
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