今週はまだ寒さがましになるみたいですね。
誕生から10年~仮想通貨ビットコイン~
先日目に留まったニュース、仮想通貨のビットコイン(bitcoin)が誕生から10年が経過したというもの。
一時期とても話題になりましたが、最近はあまり聞かないような気もします。
せっかくなので、ビットコインを中心に、仮想通貨のことを調べてみました。
ビットコインとは?
ビットコインが世に出たのが2008年の10月31日でした。
サトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto)を名乗る人物が論文を投稿したのが始まりです。
この論文に基づき、2009年に運用が開始されました。
インターネット上で使える通貨として、「仮想通貨」や「暗号通貨」などと呼ばれます。
ビットコインのメリット
世界中で使える
日本では「円」、アメリカでは「ドル」と、国ごとに通貨の単位が違います。
なのでアメリカへ行く場合はドルに両替しないといけません。
しかしビットコインは世界中どこでも「1ビットコイン」です。
ビットコインで値段設定がされていれば、インターネット上で世界中の品物が買えるというわけですね。
海外への送金がお得に!
海外への送金もビットコインで行えます。
銀行を介して日本から海外へ送金するとなると、けっこうな手数料がかかってしまいます。
しかし、ビットコインなら無料もしくは格安で送金できるのです。
これは間に第3者をはさまないPeer to Peer型のコンピュータネットワークだからできるシステムのようです。LINEもこのシステムに含まれるようです。
つまり、各コンピュータ同士が対等に通信を行っている、直接つながっているという考え方です。
資産運用ができる
ビットコインなどの仮想通貨は値動きします。
つまり、安い時に買っておいて、高くなったら売る。これで儲けることができます。
実際はそんなに簡単なものではなく、メリットであると同時にデメリットでもあります。
ではなぜビットコインに価値があり、変動するのでしょうか?
価値というのは信頼です。
ビットコインは偽造や改ざんができない、国や銀行の支配を受けない、発行上限が決まっているなどの信頼できる要素があります。
また、ビットコインを「価値がある」と認めている、信頼している人が世界中にいるからこそ、通貨として通用するわけです。
そして、ビットコインの需要と供給によって価値は変動します。
ビットコインのデメリット
価値、価格が変動する
上記で説明している通り、ビットコインの価値というのは変動します。
これは資産を増やせるチャンスがうまれるというメリットであり、逆に資産が減る危険性も含んでいるというデメリットでもあります。
ビットコインを運用する場合は十分な注意と知識が必要だと思います。
盗まれる可能性がある
セキュリティ面での問題はまだあると言えるでしょう。
2014年のマウントゴックス社でのビットコイン盗難事件、2018年1月に起きたcoincheckがハッキングを受け、多額のNEMという仮想通貨が盗まれた事件など、仮想通貨には盗まれる可能性があります。
しかも、個人で盗まれた場合、国や企業が安全を担保しているわけではないので、すべては自己責任になります。
ただ、ブロックチェーン技術を使って、流出ルートを追えていたのはすごいところかと思います。
取引所はセキュリティを強化する必要があるでしょうし、仮想通貨を運用する場合は取引所を分散しておくことも必要でしょう。
ビットコインのデメリット
誕生から10年がたち、夢のようなお金を手にした人もいるでしょうし、逆に絶望した人もいるでしょう。また、税金について困った人もいたと思います。
様々な問題点がありつつも、キャッシュレス化が進む現代、個人的にはまだ仮想通貨は伸びしろがあると思っています。
もし今から始める方がいらっしゃるなら、メリットやデメリットなどを十分に把握したうえではじめてください。
私も少額でやってみようかなぁ…
儲けたい気持ちはありますよね~。
それではまた明日!