深夜の投稿は昨日の分ということで…笑
軽減税率ってなに?
2019年10月1日から消費税が10%に増税されます。
税込108円から110円になる…ならまだ軽いかなと思いますが、
1000万円に消費税がのせられると1100万円です。20万円も増えるんですよね。
1000万出せる方にとっては20万円は安いかもしれませんが笑
この消費増税に伴って導入されるのが軽減税率制度です。
なにがなんやら難しい!というのが素直な感想ですので、勉強のためにも調べてみました。
消費税について
まずは消費税について見直していきたいと思います。
定義は「消費に対して課される租税」。
私たちが普段買う商品には基本的に消費税がかかっています。
消費税は現在8%ですが、実は消費税は2つにわかれます。
国税としての消費税と、地方税としての地方消費税です。
国に納められる税金と、事業者の住所のあり都道府県に納められる税金です。
現行の消費税率8%の内訳は、消費税率6.3%、地方消費税1.7%です。
消費税の歴史
消費税が導入されたのが1989(平成元)年でした。
このときは3%で、全額が国税の消費税でした。
1997年4月からは5%に上がりました。ここから地方消費税も導入されており、消費税4%、地方消費税1%の内訳でした。
そして2014年4月から8%に上がったのです。
軽減税率とは?
軽減税率とは
食料品や教育費などの生活に最低限必要なものには消費税を軽くします
という政策です。
目的は低所得者の負担軽減とのことですが、本当に軽減されるのかは疑問です。
軽減税率とは?
外食、酒類、ケータリング・出張料理などを除く飲食料品(食品表示法に規定する食品)が消費税8%の適用となります。
外食は、例えばレストランやそば屋、牛丼屋での店内飲食が含まれます。また、コンビニのイートインコーナーで食事をする際も外食扱いになり、消費税は10%となります。
ただ、「店内」がポイントで、テイクアウトする場合は軽減税率の対象となります。マクドナルドのテイクアウトや寿司屋でお土産として寿司を買う場合などです。コンビニでもイートイン目的でなければ消費税は8%です。
軽減税率の問題点
※やや私見も入っています。
1つは本当に低所得者の負担軽減になるのかという点です。
普段から使用する分は変わらないので、割合で考えると、高所得者が受ける恩恵の方が大きいのではないかと考えられています。
年収○○万円以上の人は10%、それ以外は8%みたいにきっぱり分けられればいいのになぁと考えてしまいます。それはそれで問題も出そうですが…
もう1つが、コンビニなどの店舗での対応ができるかという点です。
複数の税率を使い分けることになるので、それに対応できるレジにしないといけません。つまり設備投資のコストがかかります。
また、イートインかテイクアウトで税率が変わるので、購入時にどちらかを聞く手間も増えてしまいます。
事業者の方々は早めの対策が必要となるでしょう。
まとめ
増税しないといけない理由もわからないでもありませんが、本当にそれは国民に還元されるのでしょうか?
税収を増やすことが目的になってはいけません。
国民のためになることをしたいから税収を増やすという「手段」として使ってほしいです。
それではまた明日