おめでたいニュースがありましたね。
2018年10月29日、高円宮家の三女である絢子(あやこ)さまと日本郵船社員の守谷慧(もりやけい)さんがご結婚されました。
そこで、皇族の女性の方が、一般の方に嫁がれた場合、名字などはどうなるのだろうと疑問に思い、調べてみました。
結婚後の名字
私はてっきり「高円宮」というのは名字だと思っていたのですが、そうではないようです。
高円宮や秋篠宮というのは、天皇陛下から与えられた宮の称号(宮号)なのです。
結婚後は皇族ではなくなり、民間人になるため、夫である守谷慧さんの名字を名乗ることになり、「守谷絢子さん」となります。
ん?名字がないということは戸籍も民間人とは違うのでしょうか?
皇族の戸籍
天皇と皇族には戸籍や住民票がありません。
戸籍の代わりとして、皇統譜というものがあり、これが皇室についての家族関係を記録しています。皇統譜には、天皇と皇后に関わる大統譜と、皇后以外の皇族に関わる皇族譜にわかれています。
今回の絢子さまのように、民間人とご結婚された場合は、宮内庁長官が皇籍離脱を登録します。そうすると、皇統譜に皇籍から離れる旨を記載されます。
そして、婚姻届を出すことによって、戸籍がつくられるのです。
戸籍がないことでの違い
私たちは戸籍があることで、医療保険に加入できたり、選挙権があったりします。
しかし、天皇や皇族にはそういった資格がありません。
つまり、医療保険には加入できないので、医療費は全額自己負担になります。
また、選挙権・被選挙権がありません。
パスポートも作成できないので、海外へ行かれる際は、1往復限定で、その都度パスポートが発行されるのです。
戸籍がないことでの違い
ご結婚されることで、皇族から民間人へと変わること、それによって名字を得たり、戸籍を得たりと、今までとはまたガラッと変わる生活になるようですね。
天皇や皇族の方もいろいろと御不便なのだな…と感じました。
しかし、絢子さまが仰られていた「かけがえのない日々のささいなことでの幸せや喜び、楽しさを2人で感じていければと思っている」とのお言葉、非常に素晴らしいと思いました。
私もそんな日々が送れればなぁ…
それではまた明日!
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