技術の発展には日々驚かされます😳
もしなにか犯罪をしようと計画している人が事前にわかったら便利だと思いませんか?
そんなことができる未来が着実に近づいているようです。
PSYCHO-PASS(サイコパス)の世界
「PSYCHO-PASS(サイコパス)」というマンガ・アニメを見たことはありますか?
概要を説明している記事があるのでよかったら読んでください。
この世界では、犯罪係数というものを測定することができ、何か罪を犯そうとしているものを「潜在犯」として裁くことができます。
その数値であるPSYCHO-PASS(サイコパス)を測定するのが「ドミネーター」と呼ばれる特殊拳銃です。
Cerevoドミネーター。母が購入。#pp_anime #PSYCHOPASS #ドミネーター pic.twitter.com/uArwZbG34W
— 🌾白神🌾脊オパ余韻@外周残り78回 (@Shiragami0901) 2019年3月6日
人にかざすと犯罪係数を測定し、数値によって脅威度を判定してくれます。
まさにこのドミネーターのようなAIが開発されているというのです!
AI万引きGメン
スーパーなどで万引きをされてしまうと、かなりの被害額になったりします。
その万引きを防ぐためにいるのがGメンと呼ばれる方々です。人の挙動などから万引きを察知し、犯人逮捕などに大きく貢献しています。
その万引きGメンに匹敵する機能を人工知能(AI)に持たせようと努力していた企業がありました。
VAAK(バーク)
株式会社VAAKは2017年11月1日に創業したスタートアップ企業です。所在地は東京都千代田区で、田中遼さんが代表取締役を務めています。
開発した万引き防止システムは「VAAK EYE(バークアイ)」と言います。カリスマ万引きGメンの着眼点をAIに落とし込むことで、不審な動きなどの判断をしています。開発には2年弱かかっています。そして、VAAK EYEは2019年3月5日に発売されました。
このVAAK EYEは、コンビニやスーパーなどの監視カメラの映像から、人物の行動を解析することができます。不審な行動を検知すると店員のスマートフォンに知らせます。その通知で店員は不審な動きをしている客に声かけをし、万引きを事前に防ぐことができます。また、映像を警察に提供することで、犯人逮捕につなげることもできます。
実際の映像はこのようになっています。
AI万引き予測
「不審度」ってw#ミスターサンデー pic.twitter.com/9Q4NDyIyLy— 鬼島津 (@kiriharakazuki) 2019年3月10日
人物の行動がどういうものなのか、またそれによる「不審度」も判定しています。
利用料はカメラ1台当たり月額1万8000円です。万引きで被る店の損害を考えると非常に安いように感じます。
実証実験も行われています。対象は大手コンビニなど16店舗で、万引被害額を77%、万引対策の費用を96%削減することに成功しています。加えて、実証実験中に万引き行為を自動検知し、警察に映像提供したことで犯人逮捕にいたった実績もあります。
日本国内の万引き被害額が年間4615億円とも言われているので、これから広まっていくことが期待されます。
VAAK(バーク)
VAAK EYEは不審な行動などを検知し、万引きを事前に防いだり、万引き犯逮捕に役立つ
PSYCHO-PASSの世界に近づいている!
そんな不幸が起こらない世の中になってほしいです😭
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